WJ15号感想

ハンターもなく、デスノートもない今週、安心して読めるのはテニス様しかありませんでした。


☆☆☆テニス☆☆☆

先日、後輩たちとテニスの王子様ごっこをしました。
残念ながら指は増えませんでした。
もうちょっとで増えると思ったんだけどなあ。

・「どう打ったらあんな変化するんだ?」
おお! あの変態スマッシュに桃城が疑問を!?
良かったです。この漫画はあの変態的なスマッシュでさえも「すごい変化球だ」の一言で終わりにしかねないですからね。
さあ、ここから、あの変態スマッシュの謎が解明……されねーー!!!!!
青学メンバー、読者が最も知りたいところを華麗にスルーです!
瞬間移動の謎を「縮地法だから」と解説しておきながらハブは無視ですか。
まあ、縮地法にしたって、いまだに意味がサッパリ分かってないんですが。

・「河村クンの方は波動球さえ封じてしまえば、ただのデクの棒」
ひどい! その暴言はひどすぎるよ、キテレツ部長!
そんなこといったら、田仁志様だってサーブが打てなきゃただのデげっふん!

・「この軌道を捕らえるには、大振りは禁物だ」
大振りしないだけでこんな変態軌道も返せてしまう。
さすがは天才と呼ばれる不二先輩です。
これだけ変化しても、そんくらいで対策できるってのがスゴイなあ。
この分だとボールが分裂する必殺技とか出てきても、「よく目をこらさないとダメだ」とかで解決しそうです。

・「そう…26年間九州地区止まりだった沖縄を全国へ導いた力だ!」
これほどの変態を集めなければ突破できない中学テニス地区予選!
なんて厳しい世界なんだ! 

・「ある目的の為に――」
これは「相手のスマッシュをスマッシュで返す」ことだと考えて良いのでしょうか。
スマッシュをスマッシュで返すのって、パワーより軌道の問題でムリかと思うんですが…。

あ、いま調べたところ超テニス界では至極当然のプレーらしいです。失礼しました。

・P178
もし、この1Pだけを見せられて、これがどういう場面なのか即答できる人がいたらビビりますね。
この桃城少年の存在の不自然さは只事ではないです。
どこかから彼のカットだけ持ってきて貼りつけた感じ。
これ、前後を読んでいなければ、「どこが地面なのか」さえ分からないと思います。

・「ダブルスやる気あんのか?」
僕にはテニスのルールとか良く分かってないんですが、先週ダブルスにも関わらず羆落としを(後衛に任せず)自分で取りに行った平古場少年はどうなんでしょうか。

・知念君
田仁志様にはビッグバンがあり、平古場少年にはハブがありますが、知念君には何もなし。
今週も微妙に足を引っ張ってます。
初登場時の彼の(主に顔の)インパクトはとんでもなかったのになあ。知念君の凋落がちょっと残念です。
あと、P183の1コマ目の知念君はルパン三世みたい。

・今週の流れ
僕はテニスを知らないので、間違ったこと書いてたらすいません
1、河村先輩ロブ
2、比嘉中、左右に振って返す
3、河村先輩続けてロブ
4、知念君、河村先輩の真正面にスマッシュ(?)
5、河村先輩、ドロップ
6、知念君、河村先輩に普通に(?)返す
7、河村先輩、波動球

僕にはなぜ河村先輩がロブを打ったのか分からないし、知念君がなぜ河村先輩の真正面にスマッシュ(?)を打ったのかも良く分かりません。(でも、あまり気になりません)

・波動球
知念君、平古場少年、二人のラケットを弾き飛ばす波動球。
田仁志様もそうでしたが、この漫画におけるパワープレイヤーとは、相手のラケットを弾き飛ばすことができる者を指すようです。
そしておそらくテクニックタイプのプレイヤーは、ハブやブーメランスネイク程度は使えないとテクニックプレイヤーとは呼ばれないのでしょう。
げに恐ろしき中学テニス界。

・テニスの王子様のゲームが作りたい
最近、頭の中でテニスの王子様のゲームを作ってます(脳内ゲームって作りますよね??)
以下、主なゲームシステム

・レバー+ボタンの見下ろし型テニスゲーム
・レバーでキャラ移動、ボタンは「ジャンプ」、「ロブ」、「スマッシュ」など
・同じ方向にレバー二回でダッシュ
・レバー+ボタンで打球を飛ばす方向をある程度調節可能
・レバーコマンド+ボタンでキャラ特有の必殺技を出せる(↓タメ↑+スマッシュで波動球、など)
・一定のゲーム数を勝ち取るか、相手プレイヤーの体力を0にすれば勝ち
・相手チーム顧問(監督)の体力を0にしても勝ち
・ポイントを取る、相手プレイヤーにボールを当てる、顧問にボールを当てる、必殺技を出す、などでゲージがたまる。ゲージがMAXになると指が一本増える。指は五本までストック可能
・指を一定数消費することでキャラ特有の超必殺技が使用可能になる

以下、主な必殺技
COOLドライブ:使用キャラ越前。ドライブCと似ているが、ノーバウンドで返そうとすると自キャラに命中しダメージを受ける。どうやっても返せないので見送るしかない。指を一本消費するが、指にストックがあればドライブCとCOOLドライブの二択を迫ることができる。
超テニス人:使用キャラ越前、切原、皇帝。金色のオーラに包まれ、土煙が起こる。相手プレイヤーと同じ技が使えるようになる。指二本消費。
手塚ゾーン:使用キャラ手塚。指を三本消費した場合は、竜巻が相手プレイヤーを襲うだけだが、指を五本消費すると、相手コート、ならびに相手監督に向かって隕石が降り注ぐ。
分身:使用キャラ菊丸。左右ダッシュを交互に連続して3回以上行うことでニ分身できる。また、指を一本消費することで三分身も可能。
ムーンサルト:使用キャラ向日。シェーのポーズでコート中をまっすぐ横に飛ぶ。指を一本消費する上に、体力も減る。
縮地法:使用キャラ比嘉中全て。ボタン+ダッシュで瞬間移動が可能。姿が消えた間は無敵(隕石や竜巻でダメージを受けない)。指消費なし。
ビッグバン:使用キャラ田仁志。サーブ限定の必殺技。どうやっても取れない上に、取ろうとするとダメージを受ける。指を一本消費。

越前少年は通常必殺技のドライブA〜Cを使える上に、指にストックができてからはドライブCとCOOLドライブの二択で、常に相手にプレッシャーをかけることができる。超テニス人は相手が強烈な技(手塚ゾーンなど)を持っているときに便利だが、指二本のコストが痛い。指を三本も消費するが、侍を召喚して、相手プレイヤー、もしくは相手監督に直接ダメージを与える戦術も有効。
手塚は零式ドロップが便利だが、これに指を使うよりは五本まで指をためて手塚ゾーンによる隕石落としを狙う方が勝率が高い。指をためるために、積極的に相手監督を狙いたい。
菊丸は指消費なしでニ分身が可能だが、ニ分身の場合は分身した2キャラの中央を基準に動くため、慣れないうちは扱いにくい。三分身するとコートの半分以上をカバーできるが、相手プレイヤーの必殺技や超必殺技は分身だけでは太刀打ちできない。
比嘉中メンバーは全員攻撃力が高く、相手プレイヤー、ならびに相手監督を攻撃するスタイルが基本となる。普通にプレイしても、全メンバーが縮地法を使えるため、機動力が高く厄介な相手。上級者になると、縮地法の無敵時間を利用して手塚ゾーンの竜巻攻撃を避けながらの反撃が可能。

ものすごいヒマな時間と、プログラミングの技術があれば是非作りたいです。


☆☆☆ボーボボ☆☆☆

・引きずられる首領パッチとところ天の助
あれ…
なんか…このシーン…すごいデジャブ……

・契りのみそ汁
なんてこった!
これから豆腐とタマネギのみそ汁を飲むときはいつも「あ、契りのみそ汁だ」って思い出さなきゃいけないじゃないですか!
でも、豆腐とタマネギの組合わせってあんまりないから忘れそう。

・ダライアソ、ディウス、インビー、カモ崎ガル平、ピグムック
最初の三人は、ダライアス、グラディウス、ツインビーで間違いないと思うんですけど、残り二人が良く分かりません。

・田楽マンの寝返り
今週のボーボボでいちばん面白かったポイントです。
なので、その次ですぐにポイッと捨てられてるのがすごく残念。


☆☆☆ナルト☆☆☆

・カンクロウの中の人
なんかもっと太っちょかと思ってました。
あと、なぜか黒髪だと信じてました。
テマリや我愛羅を考えれば金髪で何も不思議はないんですが、本当になぜか黒髪だと思いこんでました。なんでだろう。

・あの御姉弟
砂にもまだ隠し玉があった模様。
そして、なかなかのご都合主義で助かりそうなカンクロウ。
なぜあそこでサソリが止めを刺さなかったのか、積極的な理由が見つかりません。
まあ、止めを刺さなかったのと同じくらい、止めを刺す理由も見つからないのですが。


☆☆☆アイシールド☆☆☆

・陸
多くの人の想像通り、実兄ではなく兄貴分でした。
そして、セナの走りは先に技術的な指導があったことも判明。
パシリだけで体得したわけじゃなかったんだ。
でも2週間で、少なくとも方法論だけはマスターできるなら、他メンバーにも教えてあげればいいのに。
もちろん十数年間のパシリで培った筋力は別だろうけど、幾らかレベルアップする気はします。

・「おおー、すげえパシリ」
予想通りのオチがつきましたが、それでも面白かったです。

・体育祭
なんだかとても面白そうなインターバルになりそな予感。
ヒル魔以外の白組(まもり、雪光)がレギュラーではないことから、メインメンバーの赤組の能力を過小評価させる計画でしょうか。
とはいえ、西部もこれまでの試合で大体の能力は把握してるでしょうし、なぜそれがキッドのショットガン封じになるのかも分かりませんので、楽しみに来週を待つことにします。
最後のまもり姉はかわいいですねー。


☆☆☆ワンピース☆☆☆

・フランキーサイボーグ計画
結局フランキーは瀕死の重傷を負いながら自分で自分の体をサイボーグ化したんですか。納得いかないなあ。なんだかなあって感じです。普通に無理でしょ、そんなん。
まあこれでブラックゴーストみたいな組織が出てきて、「フランキーはオレたちが直したんだー」みたいにさらに話が拡大するのもどうかと思うので、お話的には自力でサイボーグになった方が簡単にまとまってていいんですけどね。でもなぁ…。
ブラックジャックだって自分で自分を手術するだけで大変なことになってたのに、医学の知識もないフランキーが、しかも全身サイボーグ化でマトモに稼動してるってのは、やっぱり納得いかないです。

…………あ、そうか。
たまたま肉が落ちてたんだ。
そう考えれば何も不思議じゃないや。

・「彼が市長になってくれれば、おれ達も誇らしい」
ウォーターセブン住民の扇動されっぷりと、トリ頭は素晴らしいですね。
ある意味、過去にこだわらない寛大な人達とも言えますが。
しかも権力にはさっぱり弱いし、今回の騒動(アイスバーグ暗殺)が政府の要請をアイスバーグが拒んだことにあると知ったら、手のひらを返してアイスバーグ糾弾しだすんじゃないですかね。
街の厄介者フランキーと旧知の仲ってのもありますし。
ウォーターセブン住民は、過去の経緯を見るにつけても全く信用に足る相手ではありません。

・「それは”抵抗勢力”として…………この世に必要なものだ!」
あー、これでアイスバーグさんが設計図を燃やさなかったことも判明しました。なるほど、納得。
アイスバーグさんには今でも世界政府に対する根強い不信感があり、彼らを信じることはできなかったんですね。
それで来るべき時(世界政府が横暴を行った時)のためにプルトンの設計図を確保していた、と。
でも、それなら追放してでもフランキーさんとの関わりを完全に絶つべきだったよなあ、と思ったり。
世界政府に対しこれだけの危機意識を持っているなら、設計図を世界政府に取られることをもっと真剣に危惧してても良いはずなのに。

・スパンダムさん
> アイスバーグさんが市長として市民から慕われている現在、
> そしてCP9が来るまでは誰もプルトンを探そうとしなかった現状。
> これらのことから、次週のトムさんの行動は、悪い状況をひっくり返すはずです。
> そしてその場合問題になるのがスパンダム。
> スパンダムを殺してもアイスバーグさんが犯罪者であることに変わりはないし、
> ここは「スパンダム改心」という予想をたててみましょう。
> 最後のページの驚いているコマも
> トムさんの心意気に胸を打たれているようにも見えなくはありません。
>
> 次週のトムさんの行動によりスパンダム改心(でもトムさんは死亡)
>   ↓
> CP5は撤退
>   ↓
> 政府としてはあきらめていないがアイスバーグは知らぬ存ぜぬ
>   ↓
> 表のCP5があきらめたことを知り影の部署であるCP9が出てきた
>
> こんな流れではないかと。
> 『ウォーターセブン編の最後で突如CP9に下される帰還命令。
>  腑に落ちない指令だが従わないわけにもいかないので帰っていくCP9。
>  時を同じくして世界政府本部でタバコをふかすスパンダム。
>  「ふん…トムのやつめ、借りは返させてもらったぞ」』
> …妄想って楽しいな〜コンチクショウ!カンコンジャンプ13号感想より)

えー、見事にありさちゃんの予想とは正反対の方向に進みました。
あんまりに見事だったので、引用したい誘惑に勝てませんでした。

>  時を同じくして世界政府本部でタバコをふかすスパンダム。

ここは見事に当たってたんですけどねえ。
それにしても、ヘタレのスパンダムさんが彼ら超人どもの司令長官ということで、なんかCP9の株がガクンと下がった気がします。
今シリーズで全滅だな、CP9。


☆☆☆アニ基地☆☆☆

・「今週は思慮深い藍染が初登場!」
……うん。確かに思慮深いですね。思慮深い。間違っちゃいない。
でも、どっちかというと、腹黒いの方がしっくり。
アニメはもうソウル・ソサエティですか。
いかにスタッフたちが早く隊長たちを出したかったか良く分かります。
旅団もそうですけど、「ものすごく強い敵幹部」って、大体どの漫画でも人気者ですよね。
暁はちょっとカリスマが足りないかなあ…。


☆☆☆リボーン☆☆☆

笹川兄が個人的に大好きです。彼は頭悪い。
山本の頭の悪さは「かわいそう」ですけど、笹川兄の頭の悪さは好感持てます。
今週は笹川兄が活躍してた前半は良い感じでしたが、中盤以降は笹川兄がなりを潜めたのでちょっと残念。
それでも結構楽しめましたけどね。

リボーンがこんな安定度の高い中堅漫画になるなんて、最初は本当に思いませんでした。
ディグレ、ぷーやん、リボーン、当然のように全滅だと思ってたのに、ディグレもリボーンも生き残って、しかもそれなりに楽しくなってます。ディグレはまあ今でも「別に要らない」漫画ですが、リボーンはダラダラ続いてって欲しいです。
「あってもなくてもいいけど、どちらかというと消すよりは残してて欲しいし、そんなに面白いわけでもないけど、読んだらホッとする」
ゲドーほどではないけど、そういうポジションの漫画。

・「住民の安全を守るのはマフィアの義務でもあるんだぞ」
しかし、現実はこんなんだったりするわけですが。

・「京子ちゃんのお兄ちゃんじゃなきゃぜったい断るのに」
ツナ少年は何か勘違いしているようですが、京子の兄であっても断るべきなんですよ。
なぜなら、京子が兄の行動に賛成していないから。
「ダメな兄のイカれた行動に同行する同級生」なんて評価になっちゃいますよ。間違ってると思うなあ。
……ていうか、京子自体もういいじゃないですか。ハルちゃんかわいいよ。

・ランボ
今回何をしてるのかさっぱり分からないランボ。
なぜムセてるのか、なぜ突然飛びあがったのか、なぜ10年バズーカを撃ったのか、何もかもが理解不能です。
まあでもランボはもともとそういうキャラ。

・少女イーピン
なぜキミは途中でめがねを取るか!?


☆☆☆ネウロ☆☆☆

・登場人物紹介
『桂木弥子:女子高生。〜(中略)〜好物は抹茶クリームあんみつ。貧乳』
ヤコさんのあんみつ好きと貧乳は、この漫画を読む上で僕たちが押さえておかなければならない情報のようです。

・ヤコ父
なんかすごく存在が軽いヤコ父。
まずもって、すげえくだらない理由で殺されています。
そして、眉をしかめる程に凄惨な惨殺であったにも関わらず、娘はすっかり立ち直ってタコヤキをバカ食いしてます。
そのうえ警察をゆするネタにまで使われ、あんな酷い殺され方したのに存在が軽い軽い。
人の死の尊厳も、ヤコ父に関しては関係ありません。

・「オレの料理は至高にして究極だ」
海原雄山と山岡士郎をも超えた男が今回の犯人なのでしょうか。


☆☆☆ブリーチ☆☆☆

・かませ犬
隊長初(?)のかませ犬誕生の時。その名は日番谷。
これまで彼には何一つ落ち度がなく、むしろ良く頑張っていたんですが、にも関わらずものすごいかませ犬っぷりです。
さりげなく卍解も公開したのに、憐れだなあ。
人って運命にはかなわないんですね。


☆☆☆ムヒョ☆☆☆

・ロージー昇級
え!?
あ、アレで昇級?
なんじゃそりゃ。
そんな杜撰なことばっかやってるから、一級裁判官のヨイチや、古株っぽい執行人のじいさんとかがあんなヘタレなんじゃないですか?
ホグワーツ上層部はもっとちゃんと試験やるべきですよ。
もっかいやったら絶対ロージー受からないから。


☆☆☆ディグレ☆☆☆

エリアーデ、アレイスター、なんかいい話。
エリアーデの「やってみたいこと」は、人を愛してみたかったとかそういう陳腐なオチがつきそうですが、「私もずっとお前を殺したかった」のセリフが良かったのと、それと回想のエリアーデ&アレイスターがどちらも美麗だったので個人的には満足。
「ずっとお前を殺したかった」は愛と本能の闘争って感じで良いですね。
単に「騙されたから」「アクマだったから」ってレベルの話ではなく、生理的(?)な欲求というのが生々しくてグッド。
今シリーズはアレイスターがイノセンス寄生者と分かった辺りから、良い感じで展開してます。


☆☆☆こち亀☆☆☆

今週も質の高かったこち亀。
一時期の酷すぎる低迷期を考えれば、波は激しいものの今はそんなに悪くないですね。
全体的に面白かったですけど、家具合体隠密介護ロボの発想は素晴らしいと思いました。


☆☆☆いちご☆☆☆

・アニメ化決定!
> 非常に残念なお知らせです。パンツ100%がアニメ化されることになりました。(リチャードさん/掲示板より)
この第一報がもたらされたのが先週の土曜。あっちゃー、って思いましたね。
何が悲しいって、アニメはまあ見ないからどうでもいいんですけど、本誌の連載がこれからもしばらく続くってのが最高に残念です。
最近は東西南北以外の在庫整理も行われていて、そろそろ終わるかなあ、と期待していただけに……。
非常に残念なお知らせでした。

> パンツ100%は「イメージが崩れた方が質が高くなる」という希有なマンガですから、視聴可能であれば見てみたいですね。
> でも、J平に対する不快感を払底するためには、よっぽど思いきったメスを入れなければならないと思います。
>
> 思いきったメス、その1:「少林サッカー」や「カンフーハッスル」を超えるほどハジケる
>  パンツがめくれるたびに隕石が落ちるとか恐竜が出てくるとか。
>
> 思いきったメス、その2:インパクトのある声優を起用する
>  じつは、ロンドンブーツはヒル魔じゃなくってJ平の声を担当するんだよ〜とか。
>
> 思いきったメス、その3:あきらめてアニメ化の話はなかったことにする
>  現実は非常である……とか?
>
> ……それにしても、アニメ化の噂は本当なのかなぁ。 (目黒学さん/ジャンプの雑感とかのコメント欄より)
僕もパンツアニメに対する手術法をいろいろ考えたのですが、単純に真中さえ出てこなければずいぶんマシなアニメになるんじゃないですかね。
東西南北+向かいとか外とかの女の子が滑って転んでパンツを見せたり、パンツを見せたりするだけのアニメ。
うん、ぐっと不快度が下がった。これなら一話くらいは見てもいい。

・「俺、黒川先生黙らせにいくから!」
黙らせた後何を続ける気だ、貴様。


☆☆☆斬☆☆☆

僕は個人的に刀社会の復活を願う人なので(もし帯刀復活を公約に掲げる政治家が出馬したら全面的に応援したいです)、こういう世界観は大好きなのですが、しかし、この作品には残念なところが二点。
一つは女性が帯刀していないこと、もう一つはみんな簡単に刀を抜きすぎなところ。

前者は、もし帯刀が明治以降消えずに残ったならフェミニズムの盛んな現代では女性も帯刀していて当然、と思ったんですが、これはこの漫画のテーマの一つだったみたいなので目をつむります。一応女性の帯刀が禁止されてるわけではないみたいですし。
しかし、後者のこれは残念。確かに刀社会が実現したらどうなるか分かりませんけど、でも個人的には皆が皆殺傷可能な武器(=刀)を持っているというのは、むしろ抑止力になると思うんです。
アメリカとかの銃社会ではみんな平時から銃を持ち歩いてるわけではありませんから、あれは「その気になれば殺傷可能な武器を持ち出せる」状態です。その気になった人が、武器を所持していない人間を一方的に殺傷できる社会です。銃社会イクナイ。
けど、刀社会は(たぶん)違います。「鍵屋ノ辻の決闘」で有名な荒木又右衛門ですが、当の仇討ちを行った荒木又右衛門の弟(あんまり剣は達者でない)は、真剣で切りあった経験がないため、剣を構えた仇討ちの相手(これも達者でない)に斬りかかれず、五時間対峙して、結局腕に傷を負わせることしかできなかったと言われます。
剣が達者でないとはいえ、仇討ちの覚悟を決めた当時の武士でさえ、真剣を構えた相手に切り掛かることは容易ではなかったのです。
だから、むしろ全員が刀を持っている社会というのは、かえって平和になるんじゃないかと夢想しています。まあ実際なってみないと分からないんですけど。でも、たぶん高校生のいじめとかで真剣を抜くことはないと思うんですけどね。相手もその気になれば刀を抜けるわけですし、どんなに弱い相手でも、刀を抜かれればきっと怖いはずですよ。
というわけで、みんながポンポン刀を抜いてるこの刀社会は僕の夢想する刀社会ではないので、この点は残念。
刀を抜くことの意味が軽すぎです。あまり魅力的な刀社会とは思えません。

・ベルト
袴をはいてない以上、帯刀するにしてもどうやって刀を差しとけば良いのだろうと、何気に結構昔から考えてたんですが、あー、専用ベルトがあったか。なるほど。
ところで、この漫画、鞘の向き(っていうのかな?)がバラバラですね。
大体、刃がある方が上になってますけど、初登場時の月島さんとかは刃が下になってます。
僕の拙い知識ですと、刃が上になってるのが刀で、刃が下になってるのは太刀。
そんで僕の知ってる抜刀術では、腰の時点でくるっと鞘を半回転させて刃を下にしてから刀を抜くんですね(なんでくるっと回すのかはいまだに良く分からない)。
この漫画では刃が上のまま抜刀してるシーンもあり、ここらへんは単に適当に描いてたのか、それともそういう技術があるのか、誰か詳しい人教えて欲しいです。

・月島さん
「制服+刀」萌えー。

……あの、もしかしてこれって、かなりマニアックな萌え属性ですか? 
少女革命ウテナってすごい萌えアニメだったんですけど、個人的には。
薫梢タン、ハァハァ。(あと、御影先輩カッコ良すぎ)

・先生
霧裂君を止めた辺りで「先生=辻斬り」が確定してしまったのが残念。
最近の読切は読者の裏をかこうとしてバレバレなのが多すぎますなあ。
矢吹先生のトランスボーイですらもっと捻ってたのに。
あと、主人公とのダサすぎる殺陣は勘弁。
「おら」「おらぁ」「うりゃ」「うりゃぁ」
ページを開いた瞬間、全身の力が抜け落ちました。
もったいなーい。
もっと真面目にチャンバラして欲しかったです。

・霧裂君
霧裂君は最後助かってますけど、全然死んでて構わなかったと思います。
不良を15人殺した先生よりも、月島さんに刀を抜かせなかった霧裂君の方が遥かに悪人です。


☆☆☆ハピマジ☆☆☆

以前掲載された時もあまり面白くはなかったですが、今回はさらに酷くグレードダウンしてるように思われます。
主人公の「イライラしたって良い事ないじゃん」の辺りは、オチに続く前フリなんでしょうけど、この前フリに全く納得できないのが残念。
勉強の邪魔してやるなよ。


☆☆☆肉ガリ☆☆☆

・肉旅行
昔、これと同じ技が「3年奇面組」という漫画で「筋肉大移動」として使われていましたね。懐かしい。(パクリとか言いたいわけではないです)
この漫画、そうムチャクチャ酷いとはいいませんが、少なくとも「オイルでぬるぬるしてる」って要素は頂けないです。
単純に想像すると気持ち悪い。
これをオチに使ってるんで後味も悪いです。


☆☆☆じゃんぷる☆☆☆

学校大革命…酷いですね。
音楽センスのない意見が多く、哀しくなってきます。(julyさん/掲示板より)
というわけで、下世話ながら学校大革命につっこんでみます。

・「おい、ギター! できるとモテるって聞いたからやってみたけど、全然モテねぇぞ!」
はい、初心者の方にありがちな間違いですね。
ギターは弾けるだけではモテません。
バンドを組んでライブを定期的に行わなければモテないのです。
ビジュアル系とか特にオススメ。

・「指揮者の手の動きの狙いが分からん!」
あー、気持ちは良く分かります。
これ、一回自分でやってみると分かるもんなんです。
傍から見てるだけだとホント分からないと思います。

・「合唱コンクール!一ヶ月練習しても、歌うの5分だろうが!」
これは合唱だけでなく創作物全てに言えることですが、「消費する時間=生産する時間xn」なんですね。
耐久消費財は別として、基本的に消費する時間よりも早く生産できるものなんて無いと思います。
パンクマニュアルだって製作には半年以上掛かってますが、読者にとっては一日で読めるものです。
ですが、創作物は一人あたりの消費時間が短い代わりに、消費者の数でカバーできます。
なので、本気で費用対効果を論じるならば「合唱メンバーx練習に費やした時間」と「消費者x消費に費やした時間」で考慮しないといけませんね。
一ヶ月、といっても正味十数時間でしょうし、十数時間かけて5分のものを作るというのは、それほど甚だしい話ではありません。
たぶんFFのCGムービーとかは、十数時間で5分とか、そういうレベルじゃないと思いますよ。

・「ゲロゲロゲロゲログワッグワッグワッ! どこが歌なんじゃー!」
そんな狭量なこと言ってたら、とてもジョン・ケージなんて聴けませんですよ。


☆☆☆巻末コメント☆☆☆

「テニスマガジンに毎号テニプリの必殺技を実際に打つための解説が掲載されています〈剛〉」
どこに売ってるんだ、この神雑誌は!?


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